
先日開催された「クレスフェス京都2026(クレステッドゲッコーフェスタ)」に、出展者として参加してきました。
クレステッドゲッコーをはじめとするニューカレドニア産ヤモリが主役の展示即売会で、当ブースにもたくさんの方に足を運んでいただきました。
この記事では、出展者目線で当日の会場の雰囲気やお客さまの様子、反響などをレポートしていきます。今後、来場を考えている方の参考になればうれしいです。
台風接近のなか、無事に開催!
実は開催が近づくにつれて台風が接近しており、「無事に開催できるのだろうか」と、出展者の私たちもかなり心配していました。生体を連れての移動になるので、天候はいつも以上に気がかりです。
ところが、当日はびっくりするほど穏やかな空模様。これはもう、晴れ男として名高いカズさんのおかげとしか言いようがありません^^。会場入りしてからは終始落ち着いた天気で、搬入も搬出もスムーズにできました。
天候に振り回されることなく、お客さまも安心して足を運べる一日になったのは、本当にありがたいことでした。
主催・カズレプジャパンさんのニューカレドニア渡航トークが面白い!
クレスフェスの魅力は、生体の展示即売だけではありません。今回もステージでのトークイベントが充実していて、出展の合間にしっかり楽しませてもらいました。
なかでも印象に残ったのが、主催のカズレプジャパンさんによるニューカレドニア渡航のお話。クレステッドゲッコーやガーゴイルゲッコーといったニューカレドニア産のヤモリたちが、実際にどんな土地で暮らしているのか——その原産地に足を運んだ方ならではの視点で語られるエピソードは、写真や図鑑だけでは伝わってこない臨場感がありました。
普段ケージの中で接している子たちのルーツを知ると、飼育への向き合い方もまた少し変わってきます。生体を扱う出展者としても、改めて勉強になるお話でした。
YouTuberさん方々の「ハーピング」トークショ-も勉強になった!
ゲストの、Reptile Store Galapagos 店主 ニ木さん、フォトグラファー 川添さん、爬虫類YouTuber アニマルタイガさん、ふじぴこさんが登場し展開されたハーピングトークも、個人的にとても興味深い時間でした。
ハーピングとは、フィールド(野外)に出かけて野生の爬虫類・両生類を探し、観察して楽しむこと。飼育とはまた違った爬虫類の楽しみ方で、生き物たちが本来どんな環境で、どんなふうに暮らしているのかを知ることができます。実際に現地を歩いている方ならではの体験談やコツは、聞いているだけでワクワクするものばかり。
飼育とフィールド、その両面から爬虫類の世界を知れるのが、こうしたイベントならではの醍醐味だと感じました。トークを聞いて「自分もいつかやってみたいな」と思った来場者の方も多かったのではないでしょうか。
トークの詳しい内容はイベントに来た人の特権ですが、野生のクレステッドゲッコーをみて泣いてしまったというカズさんの話にはこちらも胸が熱くなりましたTT。(クレステッドゲッコーは、ニューカレドニア政府が環境と固有種の保護を目的に、野生動物の輸出を厳格に禁止しているため市場に出回ってるのは世代を重ねたCB個体が基本となっております。)
会場の雰囲気——クレスだけじゃない!みんなヤモリが大好き!
当ブースから会場を眺めていて何より感じたのは、来場されたみなさんが本当にヤモリ好きだということ。クレスフェスという名前のとおり、会場全体に「ヤモリが好き!」という温かい空気が満ちていて、出展している側まで自然と笑顔になってしまうような一日でした。
お客さまとお話ししていると、その関心の幅広さにも気づかされます。大きく分けると、こんな方々がいらっしゃいました。
生き物を初めて飼う、完全初心者の方も多数
意外に感じたのが、爬虫類どころか「生き物自体を飼うのが初めて」という完全初心者の方がとても多かったこと。クレステッドゲッコーは、ハンドリングしやすく飼育設備もコンパクトにまとめやすいことから、初めての一匹に選ばれることが増えてきています。
「飼ってみたいけれど不安で……」という方には、当ブースでも飼育のポイントや必要な準備をできるだけ丁寧にお伝えするよう心がけました。こうした最初の一歩を踏み出す瞬間に立ち会えるのは、出展者としてとても嬉しいものです。
すでにクレスや他のヤモリを飼っている、ベテランの方も
もちろん、すでにクレステッドゲッコーを飼育されている方、さらには他のニューカレドニア産ヤモリ(ガーゴイルゲッコーやチャホアなど)を複数飼っているというベテランの方もたくさんいらっしゃいました。
こうした方々とは、モルフの話や繁殖の話で大いに盛り上がりました。「このモルフ、ロカリティが好き」「次はこういう子を迎えたい」といった具体的な会話ができるのは、ヤモリ専門のイベントならでは。初心者の方とはまた違った深さで、生体を見ながらじっくり選んでいかれる姿が印象的でした。
初めての方からベテランまで、それぞれの楽しみ方でヤモリと向き合っている——そんな層の厚さを肌で感じられた会場でした。
ブースの反響・売れ筋モルフ
当ブースにも、本当にたくさんの方に立ち寄っていただきました。じっくり生体を見比べてくださる方、飼育相談をしてくださる方、そして新しい家族としてお迎えを決めてくださった方、一組一組との出会いに感謝しかありません。
動画で告知していた固体はもちろんのこと、初めてのヤモリをお話を聞いていただいたうえでガーゴイルゲッコーに決めたという方もいて胸が熱くなりっぱなしの一日でした。
注目されていたもクレスのモルフは定番のリリーホワイトからその派生のフラペチーノ、アザン系統、ダルメシアンの選別交配した個体をもとめる声も増えてきたなという軽い肌感もありました。
他ニューカレドニアヤモリのガーゴ、チャホア、ジャイゲコの認知度は東京での開催とくらべると、肌感ではありますがイベントにきて初めて知ったという方が多いような気もしました。
ただ、クレステッドゲッコーをお迎えくださった方が、そこから他のニューカレドニア産のヤモリにも興味を広げてくださる 。そんな場面が今回も多く見られました。ガーゴイルゲッコーやチャホア、ジャイゲコなど、同じ産地の仲間たちを一緒にそろえていくと、それぞれの違いや共通点が見えてきて、飼育の楽しみがぐっと広がります。
そして不思議なもので、同郷のヤモリたちを知るほどに、最初に迎えたクレスへの理解や造詣もいっそう深まっていくものです。ひとつの出会いが次の興味へとつながっていく 。そんなヤモリの世界の奥深さを、あらためて感じた一日でした。
YuRiKeとしてはあらためて壁ちょろけい(クレス含むガーゴ、チャホア、ジャイゲコ)の認知度をあげていきたいと思いました。
また、生体販売以外のブースも盛り上がっていましたね。Tシャツ、キーホルダー、置物、シェルター系、当ブースもテラリウムで使える造花を販売していましたがたくさんの人に手にとっていただけました。
次回もぜひ会場で
台風の心配をよそに、穏やかな天気のもとで開催された「クレスフェス京都2026」。主催のカズレプジャパンさんをはじめ、運営の皆さま、出展者の皆さま、そして足を運んでくださったすべてのお客さまのおかげで、本当に充実した一日になりました。
ヤモリ好きが集まる温かい空気、初心者からベテランまで楽しめるトークイベント、そして生体との一期一会の出会い。クレスフェスの魅力を、出展者の立場から改めて実感できました。
当ブースにお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。お迎えいただいた子たちが、新しいおうちで元気に過ごしてくれることを心から願っています。次回のクレスフェスでも、またたくさんの方とお会いできるのを楽しみにしています!








